会長挨拶
5月14日に開催されました日本保険薬局協会第4回通常総会にて承認をいただき、当協会第二代会長に就任いたしました。微力ながら、NPhA設立の大きな目的である「真に国民から信頼と満足が得られる保険薬局の実現に寄与する」ため、全力を傾注する所存です。
当協会は2004年の発足以来、はや3年が経過しました。文字通りゼロからの出発でしたが、3年を経て、関係各方面で「日本保険薬局協会(NPhA)」の名が浸透し、厚生労働省をはじめとする行政諸機関からも審議委員の招聘など、お声掛けをいただく機会が増えてまいりました。正会員ならびに賛助会員含め会員総数は400社を数える規模となり、会の運営は予想以上に順調に推移していると自負いたしております。
今川美明前会長は「調和」を基本ポリシーに、組織の強化に尽力されてきました。私はこうした路線を踏襲しながら、当協会としての「医薬分業思想」強化を目指していきたいと考えています。会の内外で主張すべきことは明確に主張する。良いところは伸ばし、改善すべきところは是正するという「是々非々主義」を貫いていきたいと思っています。
まず、この1年はNPhAの有限責任中間法人化を果たし、新たに政治連盟を発足し、過去3回おこなってまいりましたファーマシーフォーラムを6月を目途に学会昇格をさせたいと計画致しております。この3団体の運営を軌道に乗せることによって当協会の社会的認知は高まると同時に、より大きな責任を担って行けるものと考えています。
次に、2008年4月に予定された調剤報酬の改定や後期高齢者医療制度の導入などを見据えながら、NPhA設立の目的を再確認し、目指すべき方向に明確な道筋をつけるのが私の役目と認識を新たにしております。
具体的には調剤報酬の改定について、基本料の傾斜配分に代表される不合理な制度を廃止すること。また、後発医薬品の使用を促進するための新たな制度の整備すること。薬局調剤における医療安全及びIT化を推進するためフィーを求めてまいりたいと考えます。
そのために医療制度検討委員会をはじめとする各特別委員会での活発な議論、提言を頂戴したいと考えております。
当協会の基幹となります各地区ブロックの活動については、従来、年に数度の会議を主体に行ってまいりました。今期からは賛助会員の皆様のご協力を得まして、毎月、実施致しております勉強会『ファーマシー・セミナー』も加え、より実りのある活動を展開し、各地区の非会員の方々にも当協会のアピールをしてまいりたいと思います。
また、各地区の多くの会員の皆様からご意見をいただいております『本来の目的を逸脱したファクス分業』の是正についても、新組織委員長と共に引き続き取り組んで参る所存です。
第4期を迎えたNPhAの活動に変わらぬご支援ご協力を頂戴できますよう、あらためてお願い申し上げます。
日本保険薬局協会
会長 三津原 博
(日本調剤株式会社 代表取締役社長)


